1.EIのネーミングについて
EIの出処は、設立者が考えたものですが、Enlightening Intelligenceです。
これは「知識を高め人を正しい方向に導く」という意味です。
2.EIアカデミーの教育理念
EIアカデミーの教育理念は優秀な生徒を育成するのみでなく、自らを愛し、人を愛し、地球を愛し、人類社会の幸福と繁栄に役立つ人材を育てるところにあります。
3.EIアカデミーの指導方法
英語筆記試験の指導:
出題は英文内容の読解問題2題、外国語文和訳問題1題、和文外国語訳問題1題、英語で説明する問題(あるテーマや用語、日本事象等について)1題、単語外国語訳問題1題が出題構成になっている。この点を踏まえて、受験予定者の弱点を把握して、合格点に導く指導を実施している。 毎回授業では小テストを行い、隔月に実際の国家試験に近い模擬テストを実施し、その結果をフィードバックして受験生の弱点補強に利用している。
日本地理の指導:
日本の地理についての主要な事柄、日本と世界との関わりや外国人観光旅客の関心の強いものについての知識を問う小テストを実施する。中学校や高校の地理の教科書に出てくる用語や、観光地に関する産業や文化など白地図に書き込む指導をする。国立公園の名称と地理的位置を白地図を使ってしっかり把握する。
日本歴史の指導:
日本の歴史については、外国人に関心の高い歴史事項を扱う。中学で使った歴史の教科書や高校の歴史教科書特に日本史Bを使って、文化的に価値のある名所旧跡などの写真も扱って学習する。歴史の教科書に出てくる寺社・神社、城郭などの写真をもとに知識を増やす。
国宝、重要文化財、世界遺産などの名称と歴史的背景を把握する。
一般常識の指導
現代の日本の産業、経済、政治及び文化についての主要な事柄のうち、外国人観光旅客の関心の高いものについての知識を増やす。時事問題を扱った書籍や 高校の現代社会の教科書、日刊新聞、経済新聞掲載されている最近の時事問題や観光に関する情報を増やしていく。官公庁が発行している「観光白書」も取り上げて最新の情報を得る。
通訳案内士試験 英語第1 次試験の概観について
満点:100 点
試験時間120分
合格ラインは 70 点以上。
【1】難易度
出題形式に大幅な変更があったため、単純に比較することは難しいが、数年前に完全マークシート方式採用に変わり今までの問題に比べ幾分か易しくなったために、平均点も上昇すると思われる。しかし、難問奇問の数は減ったものの紛らわしい選択肢もあり、合格するためにはやはり通訳案内士に相応しい十分な英語力を求められることはいうまでもない。
【2】問題量
従来の用語英訳問題がなくなり、大問数は昨年6 題から5 題に減少した。しかし、英文解釈問題 2 題と英文和訳問題の英文量がやや増加した。また、完全マークシート方式導入にともない和文英訳問題と日本事情関連英作文問題の選択肢の英文量が増えて問題用紙も6 ページに渡っている。
【3】問題傾向
(1) 出題の基本パターンと配点バランスの変更は、2018 年春にJNTO が発表したガイドラインの通り。全ての問題に多岐選択式マークシート方式が導入され、マークシート部分は100 点満点中、昨年の50 点から100 点に倍増。(2) 英語を読ませる問題は昨年と同様に3 題。問題構成は、1 番 英文解釈問題(15 点)、2 番 英文解釈問題(10 点)、3 番 英文和訳問題(15 点)で、英文解釈問題 の配点が昨年の35 点から25 点に減った。英文はいずれも日本 関連のテーマで昨年よりもやや読み易いが、分量が大幅に増えたため、素早く処理することが求められる。英文解釈問題の設問形式は、空所補充や並べ替えなど例年通りだが、以前あった記述式問題は、下線部の適切な和訳を5 択から選ばせる形式となった。